相談E(私に何かできるだろうか)
相談D(日本人の誇りとは・・)
相談C(子どもの学校選び)
相談B(忙しい日本)
相談@(海外から戻ったとき・・)
【異国の地で】 私は結婚後10数年経って初めて夫の転勤で外国で暮らしています。 日本では両親の近くに住み、夫も私も仕事や趣味にそれぞれマイペースで暮らしていました。 一人息子の世話も、私に用事があるときは夫の両親が快く見てくれたので、何の惑いもなく預けて出かけておりました。 ところが、この国に来てからというもの、全てが変わってしまいました。夫は、日本にいた頃とちっとも変わらず毎日夜遅くまで残業の日々。 息子は、ここへ来たときは12歳でしたが、こんな国に来たくなかった、日本の方がずっといいのに、パパとママのせいだ、と面白くなさそうに言います。 私はと言えば、好きな仕事や楽しかった友人とのつきあいを断ち切って、新しい環境で頑張ろうと思って来たのですが、まず言葉ができない、夫と息子がそれぞれ出かけた後は、家の中で一人っきり、どうしていいか分からず、週末になれば夫と一緒に過ごせるかと思えば、夫は夫で好きなことをやって、私の相手などしてくれません。問いつめると、自分だって一週間みっちり働いているのだから、週末くらいは好きなことをさせてくれと言って、私の訴えなど聞こうとしません。 こんなことなら夫について来なければよかった、日本に残っていればよかった、と後悔し、浮かぬ日々を過ごしています。 Mエクア様、こんな時どうしたらよいのでしょう。 (一人ドライプで気を晴らすSより) |
|
Mmeエクアより:今の街に住むようになってどのくらいになるのかしら? ご主人に初めての海外駐在のお話。ご夫婦で話し合われ、息子さんの教育も含め思い悩む日々を送り、一緒にやっていこうと決断されたのですね。 Goサインの後の諸々の処理、そして引越し と嵐のような時を経て、赴任先での緊張のまま過ごした日々。 ようやく、辺りが見回せるようになった頃ではないですか? 走りつづけて立ち止まった時、過ぎた時間が輝きをもって迫ってくることって私にもあります。 あの頃はあんなだったぁ・・・という口元に広がった笑みを、固まらせるのは良くないな。 元の生活を続けたにしても、時間は同じように経過してきています。 その流れの中で、あなたにもご家族にも何らかの変化は起こっていたのでは? ひとつ、提案!! 日本を離れて暮らすことのメリットを挙げてみませんか。 ★家族の繋がりが密になる。 ★新しい体験を通し、価値観が広がる。 日本にいれば夫婦もお互い支えあう必要性は少ないですよね。 貴女もご両親を強い味方にしていたわね。 息子さんも、自由に友達と行き来できる年齢になっていましたね。 そんなそれぞれがそれぞれに暮らしてこられた生活からの転換でしたね。 上のメリットを ★つながりを密にできる。 ★価値観を広げられる。 と、言い換えてみましょうか? さて、ここで芽生えそうな新しい価値観ってなんでしょう・・・ ママの出番が見えてきませんか? さぁ、もう一度微笑んで。 失った物への愛着にちょっとふたをして探しましょうよ、ちがう物差し。 タフな暮らしもチャレンジング! そうそう、もう一つメリットの追加です。 ★家族が同じ思い出を共有できる。 それぞれ、でない共有の、がね。 作ってください、また思い返してニンマリできる思い出を。 |